■2002/03/11(月)貧富な教養~海外旅行日記編(1)~!の巻
トモミ@と一緒に海外旅行へ行く。
場所はアメリカンのニューヨーク!
俺の昔から行きたかった場所!
目的としては…
●ギャラリー巡り
ニューヨークのアートシーンは独自。
ビデオアートやインスタレーションも多く、
フランスや日本と違ってビジネスとして成り立っている。
俺の本業は芸術家であるし職業としては不安定だと思う。
でも海外では尊敬される職業の1つであるのに、
日本では、音楽業界&デザイン業界以外での芸術て職業では
生活するのは厳しいのが現状だ。
根本的なアートに関する考えが日本と海外では異なると思う。
●ツインタワーなどの観光
テロ半年記念ツインタワーセレモニーの日に旅立つ。
皆さん知ってると思うがニューヨークのテロで、
何千人て人達が死んだ。
1人1人の色々な思いがあるが、ある日突然死ぬんだよ?
よく俺は人から『生き急いでる』て言われるんだけど、
俺としては『死ぬ準備をしてる』てのが本心なんだよね。
明日死んでも悔いの残らない生き方を俺はしたい。
その為に【自分の欲望】には正直に生きていたい。
やりたい事は全部やったかもね?
金も権力も裏社会も見学できたし。
本当の意味での【幸せの価値観】も理解できる気がする。
俺は金より愛を選ぶ男なんで。
そして何より自分の欲望を優先する男なんで。
その生き方の存在証明としてサンジて人間が存在すると思う。
今の俺の達成したい欲望は1つだけだから・・・
●クラブでのミュージック内容
フランスに行ったときに、
有名会社Sの社長令嬢のマンションに泊まってたのね?
そんで一緒にクラブに行ったんだ。
そのときに紹介された男性が元ジャンキーの人。(笑)
その人は世界中のクラブ行って
ドラッグを集めるのが趣味な人でさ~
ニューヨークのドラッグデビューは早いて話をしてたの。
中学生とかがクラブでドラッグやって死んだりしてる。
そしてクラブの音楽もトベルように、
クラシックとトランスを合わせDJがいるて聞いたんだ。
今のニューヨークのクラブは安全になったて聞いてたけど、
間接的でもイイからニューヨークのクラブを観察したかった。
●エロ関係
フランス行った時もエロは経験しに行った。
サンジ=エロ この公式は有名じゃん?(爆)
フランスでは、危険て言われたけど
ストリップやエロショップとかに行った。
今、日本でキャッチやってるけど
海外の風俗にも興味があって調べたかったんだ。
俺は偏見や差別が大嫌いな性格なんで、
エロ=下等 て思う奴が嫌いだ。
だからエロに対して正しい知識や、
奥の深さなどを伝えたいて真剣に思う。
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こんな感じの目的でニューヨークに行った。
日本時間:PM2:00成田発
飛行機の気圧の変化が苦手なんだよね?>サンジ
めちゃくちゃ頭が痛くなるんだよな…(泣)
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13時間後:NY(ニューヨーク)到着
俺『頭痛いよ…』
ト『大丈夫?』
んでホテルまでバスに乗って行く。
サンジの目の前に座ってるのは…
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ヤンキー親子!(笑)
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パンチパーマにサングラスの子供!
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ズボンはボンタン!
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俺『さすがNYだね?』
ト『関係ないから!(笑)』
ホテルに到着したのは夕方だった。
安いホテルなんでハーレムの近く!
【ハーレム】てスラム街で危険地帯て言われてるけど、
人通りの多い通りはそんなに危険でもない。
宇多田ヒカルの通う【コロンビア大学】もあるしね?(笑)
でも運悪く流れ弾に当たって亡くなる通行人、
貧しい母親に捨てられて命を落とす赤ちゃん、
昼間ですら一瞬の隙をついてレイプされる女性もいる。
これも事実だし貧困地区(スラム)て場所の宿命。
裕福だとわからないが、貧困地区に生まれる=危険
こんな公式すら生まれるのも事実なんだよね…
俺が幼少の頃、
貧困地区(スラム)みたいな場所に住んでたときがあって、
親が子供に【当たり屋】(交通事故に見せて金を取る詐欺)
させてたりとか、朝鮮人の売春地帯とかもあった。
そこの子供達といつも遊んでた。
サンジ一家て異端児家族だからさ~
サンジパパ&ママも一緒になって遊んでた♪
俺の父親は当時ギャンブラーで無職だったから
魚釣りしたり落とし穴作ったりして遊んでた♪
俺の母親は近所の子供達が『夜に親がいなくて怖い』
て言ったら人形を作ってあげてたりしてた。
でも環境て恐ろしいもんで小学生が普通にSEXしたり
家にグループで泥棒して金盗んだりするのも普通だった。
皆、学校なんてほとんど行ってないから
俺の家で母親が子供達に勉強教えてた。
母親が絵本を読んで教養を身につけさせてた。
【当たり屋】させられてた男の子が、
『ツバメと王子』て絵本を読んでもらって泣いてた。
目玉が宝石の王子の銅像と渡り鳥のツバメの話。
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どこかの町に王子様の像があった。
この像は目や王冠に宝石がちりばめられ、
像そのものも金箔で覆われていた。
秋も終わりにさしかかるころ、
この王子様の像に一羽のツバメがやってきた。
王子様はツバメに言う。
『私はこのように立派な身なりをしているが、
この国の者たちに何ひとつしてやることができない。
ツバメ君、私の王冠の宝石をはずして、
貧しい人たちに分け与えてくれないか?』
ツバメは、王冠から宝石を取り外して
貧しい人の家々にそれを配った。
しかしそれでも、まだまだ貧しい人は大勢いた。
そのことをツバメは王子様に報告しに行った。
王子さまは、
『それなら私の目をもっていきなさい、
私は目が見えなくなるが人々の喜びになるのならそれでも満足だ』
ツバメは王子様の像から目を取り外し、それを人々に配った。
しかしそれでも貧しい人はたくさんいた。
ツバメが王子様のもとに戻ると、王子様は、
『私は目が見えないのでわからないが、人々は豊かになったのかい?』と、ツバメに訊いた。
ツバメはこの国にはまだまだ貧しい人が多いことを話した。
すると王子様は『じゃあ、僕のからだを覆う金箔を剥がして人々に分け与えなさい』と言った。
ツバメは王子様の像の金箔を剥がして、人々に配って回った。
そしてついに、貧しい人はいなくなった。
そうこうしているうちに、季節は冬になってしまった。
王子様の像は、
飾るものが全てなくなり、
ただの銅像になってしまった。
ツバメは、南に渡ることができずに、王子様の像の横で息絶えた。
この国の人々の笑顔とひきかえに…
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その男の子は、この話が大好きで
毎日読んでもらう為に家に来てたのを覚えてる。
子供達は【教養】を身につけて【盗みが罪】て事を学んでいった。
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