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■2002/11/13 (水) 石化する一瞬の幸せ!の巻

■2002/11/13 (水) 石化する一瞬の幸せ!の巻

Y恵とデート。

PM6:30~渋谷のスタバ前。
いつもならナンパスポットのこの場所も、
今日は緊張して違う景色に見えるから不思議だ。

オネィ系の姿で俺に声をかける女。
お互い、会うたびにファッションが違う。

Y『派手だね?後ろ姿でわかったわよ』
俺『体調は?』
Y『平気、生理不順だから』
俺『そうか』
Y『ソニプラ寄っていい?』
俺『うん』
Y『あさって友達の結婚式だから』
俺『そうか』

また友達が結婚するのか・・・

一緒に【ソニプラ】で【ツケヅメ】を探した。



Y『お腹空いたー』
俺『何食べたい?』
Y『肉~』

【フランス亭】に行くことにした。
2人で肉を頬張りながら会話する。

Y『一人暮らしはどーお?』
俺『まぁまぁかな?今の家は収納少ないから』
Y『前の家も狭かったでしょ?』
俺『ばーか、あれで広いほうだよ?』
Y『そうなの?』

前は6.5帖+3帖キッチンに庭つきで6万円!
今は6帖+ロフトつきで収納が少なく7万円だ!

渋谷近辺の駅だと、やはり物価は高い・・・

俺『住むとしたらどこがイイ?』
Y『代官山かな?』
俺『都会っコだからな?お前』
Y『わがままだね?わたし』

つか、Y恵は麻布生まれの上流系女
やっぱり感覚のズレみたいなものを感じた。



俺『今度、遊びに来いよ?俺の家に』



するとY恵は顔を【赤】くしながら笑顔でこう言った。



Y『えー、どうしようかしら~うふふ、また今度ね♪』



部屋が熱かったのか、
自分の言葉に照れてたのか、

初めて誘われる男女のように【赤】かった。
禁断のリンゴを食べる男女のように【赤】かった。



それがとても印象的だった。



Y『このあとどうする?』
俺『前行ったBARは?』
Y『うーん、新しい場所開発しましょ?』
俺『わかった』

2人で手を繋ぎながらセンター街を歩いた。
『渋谷は地元だからよく来るわよ?』と彼女。
きっと俺がナンパしてる姿も目撃してる予感がする。



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