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■2004/01/14(水) 悪魔に魂を売る男!の巻

■2004/01/14(水) 悪魔に魂を売る男!の巻

ドンキ前でY恵と待ち合わせ。
食材を買って僕のほうに向かう彼女。

「さむ~い」と言う彼女を笑顔でむかえる僕。

今年で出会って5年目をむかえる。
愛は4年で冷めると言うが、僕は相変わらずだった。

家に行き一緒に食事の用意をした。

そういえば先週、Y恵と喧嘩をした。

彼女が見たいと言ってた展示に行く予定が
ダメになったのに連絡しないから少し喧嘩した。

今日家でデートするのは、
きっとお詫びのつもりなんだろぅ。

あいかわらず『駆け引き』が好きな女だ。

【駆け引き】…この言葉を言うと彼女は怒る。

「この腕時計…深層では束縛の表れなんだよ」

「そういえば身につけるモノしかあげてないよね?」

「自分で気付いてないんだろ?」

「でもそんな気でプレゼントしてないもん!」

「しってるよ、得意の駆け引きだもんな」

「なんかムカツク!とれるもんならとりなさいよ!」



とれるもんならとってみろ!と…凄い自信だね君。

彼女の恋愛はいつも同じだ。
支配した男には興味なくなる。

支配できなかった男には依存する。

依存というか悔しいのであろう。
つねに「勝ち・負け」で見てるから。

もう今年で32歳だよ?お前…いいかげん気がつけよ。

自分勝手で自己中でワガママな駄目女。
今まで1年以上、彼氏と続いたことがない女。

そんな駄目女とも出会って5年目に突入しようとしてる。



彼女の手を僕の首にもってきて絞めさせた。

「なにしてるの?締まっちゃうよ?」

「・・・・・」

「死にたいの?」

「うん」

「そう言うこと言わないの!もう会えなくなるでしょ?」

「・・・・・」

愛は4年で冷めると科学的に言われてるが、
5年たっても変わらない気持ちは何と呼ぶのかな?

涙も枯れ果てたと思ったけれど、
まだ出る涙は止まることがなかった。

身につけるモノは全て彼女からのプレゼント。
親に会いたいと言われ断ったら泣くので会わせた。

実家にも君の思い出がつきまとう。

友達に会いたいと言われ
断りきれずに友達を紹介した。

僕の周囲にも君の思い出がつきまとう。

心を支配する悪魔。

こんなバカ女を好きでたまらない僕は大バカ男です。

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