■2004/01/21(水) 飼い主とペット!の巻
Y恵の仕事終わりに少しだけ飲みに行った。
この前逢ったときは、俺も泣きじゃくりで
かなり関係性が重かったので悩んでいた。
正直『別れるなら今しかないな…』とも考えていた。
年に数回は、こんなことを思うわけなんだけど
少女漫画の話を日記で書いて少しスタンスを変えた。
関係性が似てる内容だったこともあり
今日は楽しませてあげることをテーマにした。
前回が重いので今回は軽くすることでギャップも出る。
そして彼女の心を探る為に、いくつか複線張って
彼女が俺のことを「特別」と言う感情を探ってみた。
女「私が結婚したら泣く?」
俺「うん」
女「ふふふカワイイよね♪」
俺「もう5年目突入かー」
女「長いよね、私は変わった?」
俺「頼む!変わってくれ!」
女「ははははは」
俺「1番最初にデートした日、覚えてる?」
女「うん」
俺「あのとき映画見る約束してたやん?」
女「うん」
俺「でもY恵は一緒に話す時間が短くなるから映画やめてデートしましょうって俺に言ったんだよね」
女「うん」
俺「かっこよかったんだよね」
女「そうなの?」
俺「年齢的にお姉さんで俺よりもいろんなこと知ってる部分も尊敬してたけど、そういったセリフは俺にとって粋でカッコよくて衝撃的だったんだよ」
女「サンジが他に女を連れて歩いてるとこを見てみたいわ」
俺「なんで?見かけたらどうするの?」
女「後をつける(笑)」
俺「ストーカーかよ!(笑)」
女「今の君はモテるんだろーね」
俺「ん?」
女「君に夢中になってる女の子に、昔の写真とか見せたことある?」
俺「ないよ」
女「髪長くて色白のサンジを見せてあげたい~他の子に!どんな反応するかしらね?」
俺「楽しいんだ?」
女「うん♪昔よりも、もっと可愛くなったよ君ゎ」
俺「カワイイってさ~(汗)」
女「イイ男に成長したって意味よ★」
育てて、皆に自慢する。俺という存在はペット。
いつしかそれが心地よく離れられない関係になる。
彼女にとっては俺は、いつまでも
21歳のあの頃のままなのかもね。
あれから5年。もう20代半を越してしまった俺。
女「まだ結婚しないから」
俺「ん?」
女「まだ1人でいたいからさ」
俺「ふ~…まぁ、もう少し頑張るよ?必要だしさ」
女「昔は“頑張る”って言えなかったよね?」
俺「え?そう?」
女「うん。それだけ大人になったのよ」
改札まで送っていくと嬉しそうにはしゃぐ彼女。
「またね」と言ってキスをして後姿を見届ける。
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