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■2006/03/24(金) ナンパ適齢期の恋愛模様!の巻

■2006/03/24(金) ナンパ適齢期の恋愛模様!の巻

Y恵から電話がある。
来週のデートの日程のことだろう。

そう思っていた…

女「私、今月いろいろあってね」

俺「なんだよいきなり」

女「実家の会社、自社ビル建てるでしょ?」

俺「おう」

女「会社辞めようかなと思って」

俺「おう」

女「弟も結婚して奥さんが事務やるみたいだし」

俺「あぁ」

女「私は、会社にいてもしょうがないのよね」

俺「…」

女「で、本日、いつものバイトに行ったのよ」

俺「うん」

女「建築が古くて建て直すんだって」

俺「あぁ」

女「新しいトコ紹介してもらえるけど今の場所は辞めないといけないし」

俺「…」

女「今のボーイフレンドが人材派遣してるからとりあえず仕事…」

ズキ!

俺「オレのトコ来いよ!」

女「え?」

俺「一緒に暮らしてもいいし、通いで勤めてもいいし」

久しぶりに胸が痛かった。
そして思わず俺も本音が出てしまった。

彼女は、いつだって俺に弱音を吐かないし、
強い自分を見せようと頼らないんだ。

2人してイイカッコをしようとする。

重荷になりたくないし、
俺達は切れない関係を目指してる。

いや、目指してるのではなく、求めてる。

ズキ!

他の女なら胸なんて痛くならないさ。

ズキ!

ボーイフレンド…彼氏って表現しなかったのは、
俺のことを気をつかったからだろう?

もうお見通し。

7年だ。

婚約者から奪ったあの頃からもう7年目だ。

子宮の病気になって

音信普通になったときだって


俺の重荷になりたくなかっただけだろう?

20代の人生、心の中は全て彼女だけだった。

「強くなりたい」そう思ってた。

幸せなんていつだって形じゃないんだ。
形ある物質的なものなんかじゃ語れないんだ。

俺は現実を直視してやる。
そして俺の感じる愛を掴んでやる。

いつだってそうだ。
自分の幸せは自分で勝ち取るしかない。

皆、きまってこう言う。

もっと楽な恋愛探しなよ。
もっと楽な女性と付き合えば。

よく言われる。

でも俺が求めてるのは「楽」ではない。

「楽しさ」なんだ。

どれほどの女を抱いただろう。
どれほどの出会いがあったのだろう。

それでも…「私の幸せをわけてあげる」と言う女はY恵だけだった。

涙が出るのも
鼻が詰まるのも

花粉症のせいなんかじゃない。

ただ君と幸せになりたいだけなのに、
まだそれが叶わなくて涙がでてしまうだけ。

目に見える形として幸せをくれたのも彼女。
四葉のクローバーネックレスが外せないのも形だから。

そんな女、どれだけ捜しても、お前しかいなかった。

本当は「俺の幸せをわけてあげる」と言いたいのに…

まだまだ力不足な俺が不甲斐ない。

とにかく走ろう。
とにかく進もう。

早く幸せになるために。

結果報告

そして幸せの意味もわからないままに走り続ける…

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