とりあえず空白期間の女関係も、少し説明しておこう。
Y恵の他には、俺が元ナンパ師であることを知っている女だけ数名ほど連絡することにした。
その他、新規の女関係は、ナンパをしてもしなくても、それなりに出会いはあった。
マスコミ業界などの仕事でも出会ってたし、
合コンや、パーティーなどにも誘われてたので、
そこで女と出会うことも多かったけど、
しがらみが出るので、あまり派手に遊べないというのはある。
あとは、変態業界も俺のキープ女の1人が主催者になっていたので、
たまに遊びに行ったりしていた。
俺が変態業界の後継者に、しばらくなれなくなったので、
ナンパで確保したキープ女を、俺の代役として変態業界の管理をさせてたんだ。
この文章を読んでる読者は、
ナンパ業界の関連が多いかもしれないが、
それとは違う「変態業界」というものが存在する。
「芸能業界」とも、また違う世界だ。
変態業界というのは、
主にSM愛好者や乱交パーティーなどを開催する集まり。
俺はSM愛好者ではないのだが、
金持ちに、この性癖が多いは、たしかだ。
女は即系というよりM女ばかり。
ここで即系の見極めとは別途にM女にも特有な性質があることに気がついていった。
とにかく俺は、人を分析していくのが得意なので、
様々な世界を渡り歩くことができる。
それも1つの能力なのかもしれない。
芸能界系のパーティーも金持ちが多いけれど、
変態業界系のパーティーとはまったく内容が違う。
集まる属性も別だが、
一部、芸能業界と変態業界で繋がる人がいるのも事実で、
そこの点と点を線で結んで、
おもしろいパーティーができないかなとは、ずっと考えてたんだ。
結局、俺はナンパ師サンジとしては、
芸能業界では名乗れなくなったが、
変態業界ではナンパ師サンジのままだった。
しかし、この「変態業界」も、
俺は、途中で去ることにしたんだ。
理由は2つあって、
※続きは会員様限定です。
ユーザー名とパスワードをお持ちの方のみログインすれば閲覧することができます。