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2007~2019年:空白編33

やがて月日は流れ、
新年を迎え、Y恵と俺と明治神宮に初詣に行く。

そういえば女と初詣に行くなんて、
十数年ぶりぐらいだ。

しかも、Y恵としか行ったことないんだな俺。

おみくじをしたり、
写真をとったり、
屋台で飯食ったり、

日々の思い出を記録していく彼女。

「これが俺の望んでた答えであり夢にまで見た幸せ」

そう思ってた。

俺がマンションに戻れない日は、
いつも電話をして話しかけてくる彼女。

あれほど音信普通だったのが、嘘のようだ。

ある日、泣きながら電話をかけてくる彼女。

携帯を落としたら衝撃で写真が全部消えてしまったそうだ。

亡くなった飼い犬の写真も、
俺との思い出の写真も、

全部消えてしまった。

それはつらかったろうと、俺も一緒に泣いた。
彼女を慰めながら、一緒に泣いた。

こうした毎日が、たんたんと流れていく。

結婚の日は決めていた。

しかし一緒に暮らす事で、今まで見えなかった部分が見えてくるのも事実。

そう。生活習慣の違いだ。

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