■2006/03/30(木) 幸せの一部!の巻
この日は、Y恵と会う日。
前日に連絡つかないかったので、
昼ぐらいにメールくると予想したら的中。
直接、家に来てもらうことになった。
お互いが探りあいながら、
お互いが理解している関係。
駆け引きの終幕はどこに辿りつくのであろう…
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ピンポーン♪
夜になりY恵が家にやってくる。
女「ごめーん、この後、私の送別会なの」
今月で実家の仕事もバイトも辞める彼女。
俺「時間もったいないから近所で飯食って家戻ろう」
この日、俺の中では勝負の日でもあった。
今年最大の目標でもある【Y恵を取り込む】という行為。
何の因果か、
偶然にも彼女は会社を辞める。
このまま彼女を俺の会社で雇えれば目標は達成できる。
「?」はいらない「!」なんだ。
「きてくれる?」ではなく「こい!」なのである。
どんな女を落とすときよりも、
この一瞬の勝負を逃すと終わりだ。
俺の学んだテクニックは、
この1つの勝負のためだけに存在する。
今日という日は本番なのである。
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俺「人材派遣って自分の会社してる人なん?」
女「ちがうよ、某○○会社の下請け」
彼女の周囲の男に負けるわけにはいかない。
ベンチャーなら競合するがリーマンなら土俵は違う。
この消去法リサーチで1つ不安を消した俺。
俺「ふーん、で、今月で実家の会社も辞めるん?」
女「うん、辞表だしたし」
俺「いくらもらってた?」
女「月○○万で、さらにバイト代は○万でぇ」
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そんなもらってたんかい!(゜Д゜ )
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と、心の中では突っ込みしまくり。
さすがセレブ家族は違うなと思いながらも…
俺「そんなに払えないが、ウチでお前を雇いたいからこい!」
と、はっきり言ってみる。
なんのムードも無いカレー屋での出来事。
女「私にできるこっとってある?」
俺「いくらでもある、今月で1人スタッフ辞めるし」
女「じゃ、大変ね~手伝ってあげるよ」
俺「無職のくせに偉そうにいうなや(笑)」
そう言って彼女の頭を小突く俺。
女「すいません~手伝わせていただきますでした(笑)」
そう笑いながら暗黙でOKサインを出す彼女。
いつも空気を軽くする。
そんな彼女は特別な女。
そんな女に育てられ。
そんな女に恋焦がれ。
そんな女と一生一緒にいられれば幸せ。
他にはなにもいらない。
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バイト代に毛が生えたぐらいしか払えないが、
きっと値段は関係ないであろう。
家に戻り、仕事内容の説明をしてた。
単純に、ナンパをばらすわけにはいかない。
それ以外の仕事を担当してもらうことになる。
週に1回は必ず事務所に通うことが条件。
女「夕食は私が作るから」
俺「あっ、お願いします…」
女「トイレ汚いから次掃除するから」
俺「あっ、お願いします…」
女「働くんだからイチャイチャばっかしてられないわよ」
俺「あっ、そ、それとこれとは…」
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つーか…プチ同棲じゃん(笑)
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今日という自分があるのは、
昨日という自分があったからこそ。
明日という自分を輝かすため、
今日という自分は頑張って生きるのだ。
目を背けたくなるぐらい辛かったあの頃だって、
今に思えば感謝すらできる経験と受け入れられる。
結果報告
幸せの一部を手に入れた…そんな気がした。
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