新宿軍団の軍団長であるイクマ君の登場です。
ナンピース(サンジ軍団)が登場前は、
関東最大のナンパ勢力は、新宿軍団だったからね。
ちなみに関西最大は、サークルR。
これが二大勢力だった。(ナン研はポータルサイトなので別扱い)
イクマ君は、俺と似ているとずっと周囲から言われてて、
まぁ、顔が似てるとかではないのだけれど、
楽しませるナンパを心がけてるところとか、
企画をするのが好きなところとか、
日記を書くのが人生の目的ってぐらいWEB日記を書くのが好きなところとかね。
あとは、新宿軍団の掟として、
本気で好きな女ができて付き合ったらナンパ引退という部分。
こりゃ、かっこいいですよ。
このルールができて、新宿軍団は解散したから。
彼女とと別れたら、再びナンパすればいいという考え。
ようするにSEXは、過程であってゴールじゃないんだ。
恋愛は、精神的な繋がりであって、
肉体的な満足感をナンパでゴールとして設定していない。
うち(ナンピース)では、
そこまで明確な掟は作ってないけれど、
でも基本的には賛同するよね。
ナンパで周囲を楽しませてあげる優しさとかさ。
自分にとっての<ナンパする意味>というのは、
ナンパ師それぞれによって違うわけである。
だからゴールが必ずしもGET数だけに偏るなんてことは、
人間的に魅力があるとは思えないし、
俺はGETしても、SEXがナンパの全てとは定義しなかった。
もしも、SEXを定義とするならば、
俺よりも羽目鳥をたくさん見せてくれるんだよな?って感じだったし。
実際に、羽目鳥を披露できるナンパ師なんて少数で、
当時で、ビデオカメラでガチで撮影してたのなんて、俺1人だった。
それでも俺はSEXが全てとは絶対に言わなかった。
愛が必要だと。それを掴むのは、1番難しいと。
恋愛の答えを自分の中で見つけることこそが、俺のナンパの本質だったから。
SEXはオマケみたいなもんだったんだよな。俺にとって。
だから、どんなナンパ師がいようとも、
俺の、そうした考えは曲がらなかった。
今でも、その考えは同じだ。
何千人という女を抱いたところで、それがナンパにおけるゴールだなんて、そこに人間的魅力などあるはずがない。
俺の生徒でも数千人GETなんて、ざらにいるけれど、
それをナンパのゴールだなんて言う奴はいないと思う。
ナンパ講習会に来る人で、
まったく喋れないような人がいても、バカにするようなことはない。
そのハードルを、いかにして越えて、次の段階に進めるのかを、真剣に考えてたし、
ナンパが成功したら、拍手してホメてたりもしてた。
なかには、障害者の生徒だっていて、
そういう人でも、ナンパできるって自信つけさせるために
俺はキープに事前アンケートを収集して、
その結果報告を、まとめて提示してあげたりもしてた。
ナンパを極めたというならば、
SEXがしたい欲望など、さっさとクリアしてなきゃおかしいんだよ。
SEXによって何を与えられるのか?その領域に突入してなきゃおかしいの。
結果として数が増えるのは、あたりまえ。
そこを売り要素にしたって、かまわない。
でも、それがナンパの全てではないし、
もしもSEXがナンパのゴールだと言うならば、
手足もぎ取ってナンパしてみろと。
耳聞こえなくしてナンパしてみろと。
そういう障害のある環境で
ナンパ師になってる人だっているわけで、
皆が皆、同じ条件で生まれてきたわけじゃないだろうと。
そういう他者とのつながりや環境の違いもわからないで、
全てを巻き込むの違うんだよな。
自己主張をすることと、
相手に理解して欲しいと思うことは別物。
俺は自己主張はするが、認めてもらいたいわけじゃない。
逆に自己主張する人も、まったくなんとも思わない。
でも理解させようとするのは違うんだよな。
周囲に理解させるために、同調圧力をかけてくるのは違う。
だから、俺はナンパはSEXするためにあると定義を確定しないし、
ナンパじたいを研究し、SEXしたいを研究する。
人それぞれに、ナンパの目的は違っていいし、
それをクリアするために、ナンパというツールを使えばいいと思う。
<答え>は個々にあるわけであって、
それを理解してもらおうなどと思わなくていいんだ。
だから俺は自己主張を理解しろとは言わない。
必要な人が、受け止めればよいのだ。
俺の言葉、
俺のナンパ、
俺の日記、
そこから感じ取れるものがあるなら、
あなたの人生の肥やしにすればいいのだ。
あなたという存在を、そうやって自分で自分を育てればいいのだ。
俺は、新宿軍団でない。
そして、イクマ君と出会ったのも、
このときが初なわけだ。
でも新宿軍団の良さは分析してたし、
また個々のナンパスタイルもみながら、
俺は自分のナンパスタイルを見つけていった。
今のナンパ師は、この当時のナンパ師に会える機会はないわけだが、こうしたレビューを通じて、体感してもらえればいいなと思う。
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